ここ数日(というか2022年にはいってからずっとですが)、本当に市場が不安定です。
節目節目でのボラティリティが高く、建玉を容易に持ち越すことができません。
今回も9月のCPIが上げたので株価が大きく下がると思いきや、爆上げしましたね。
難しいなー。
9月のCPIについて思うこと
10/13、9月のCPIが発表されました。
結果は、総合CPI、コアCPIともに予想を上回っています。
<9月CPI/前年比> 予想:+8.1%、結果:+8.2% (+0.1%)
<9月コアCPI/前年比> 予想:+6.5%、結果:+6.6% (+0.1%)
私はこの結果を見て、インフレが高止まりしていてさらに長期化するため、FRBの利上げペースも緩まず金融引き締めも長期化すると思いました。
よって株価も下がるのではないかと。
しかし、株価は予想に反して大きく上げました。
ダウはこの日、前日比プラス827.87ドル(+2.83%)となり、合わせて日経平均も+853.34円 (+3.25%)の27,090.76円で終わっています。
予想に対する上げ幅が少なかったので、ピークアウトっぽく思われたのか、連日の下げで織り込んでいた状況よりマシだったのか。
確かに総合CPIは前月比でも下げているので、ピークアウト感があるといえばあると思います。
しかし、物価の先行きを見るのにより重視されているコアCPI(食品とエネルギー価格を除いたもの)は、今年3月の上昇率3.5%を超えてる(9月3.6%)んですよね。
ちっともピークアウトしたとは思えないんですが。
そして10/14のダウは-403.89ドル (-1.34%)
10/13の上げは長くは続かないと思ってはいたのですが、早速翌日ダウは大きく下げました。
あわせて日経平均も先物で480円ほど下げています。
午前にミシガン大が発表した10月の期待インフレ率(暫定値)が、1年先、5年先ともに9月の確報値から上昇した。1年先の期待インフレ率は、3月以来7カ月ぶりに上昇に転じた。市場予想を上回る伸びを示した前日の9月の米消費者物価指数(CPI)に続き、根強いインフレ圧力が確認された。FRBがインフレ抑制のために大幅利上げを続け、景気悪化を招くことへの懸念が株価を下押した。
引用:Yahooニュース
やっぱ大幅利上げに伴う景気懸念なんじゃん。あの暴騰はいったい・・・。
来週の日本市場は?
さっきニュースで見たのですが、週明けはますます円安が進行しそうな気配です。
日銀の黒田東彦総裁は15日、米首都ワシントンでの討論会で「物価安定目標の達成を確かなものとするため、金融緩和を継続することが適切と判断した」と述べ、現行の大規模な緩和策を続ける姿勢を示した。米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑制のため利上げを継続する構えで、日米間の金利差拡大で円安が一段と進行する懸念がある。
引用:Yahooニュース
円安が進行するということは、こちらでも書いたのですが、短期的には日本の株価の上昇につながりそうです。
しかし、さらに円安となると、今度こそ政府の介入ありそうですね。さすがに。
(すみません、先日CPI発表後、政府の介入があったみたいと書いてたのですが、入っていませんでした)
そうなると先が読めずに、不安定な相場が続くイメージです。
あと10/13のCPI発表後に大きく上げたのに、そこから下げて、気持ち的には「やっぱダメなんじゃん」みたいなイメージがあります。
VIXはこんな感じ。そこまで悲観的なムードはなさそうですが。
最近、週末に諸々キャッチアップしながら「来週はどうなるのか」みたいなことをよく考えるのですが、来週は本当に難しいです。。
上がるか下がるかでいうと、私は下がるとみて静観かなー。
売りで入るほど根拠もないし、どちらかというと、わからなさすぎてビビって手が出せないといった方が正しいです笑
でもだから、相場は面白い!
毎日がとても楽しいです。あんまり稼げてないですが。
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FP2級、簿記2級のなんちゃってFP。
夢はネオニート。実態は週3日派遣の気ままな個人投資家。
10ヶ月宅建&賃管の勉強をしたこともあり、今後は不動産投資に挑戦する気満々です。
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