恒大集団(エバーグランデ・グループ)の破綻に備える

企業分析

恒大集団(エバーグランデ・グループ)の経営危機とは

恒大集団(エバーグランデ・グループ)とは

恒大集団(エバーグランデ・グループ)とは中国の不動産開発会社で、280以上の都市で事業を展開している中国最大級の企業です。

同社のビジネスモデルは、債務の発行で多額の資金調達をし、それを元手に不動産開発や海外資産投資を行って収益を得るものでした。

問題となっているのは何なのか

2020年半ばごろから中国の政策により資金繰りが悪化し、借りたお金を返せない債務不履行(デフォルト)に陥る可能性があると報道されました。

2021年6月末基準で恒大集団の負債は1兆9700億元(およそ35兆6147億円)に対し自己資本は4110億元にとどまっている

恒大集団 Wikipedia

自己資本比率は17.26%。そこまでひどいという印象はありませんが、負債額がすごいですね。

年内だけで支払うべき利息がドルだけで669万ドルもあるようです。

引用元:Bloomberg エバーグランデが支払わなければならない利息

実際、23日に期日を迎えた建て社債の利払いができなく、未払いが債務不履行(デフォルト)と判断されるまでの30日間の猶予期間に入ったようです。
さらに29日には、別のドル建て社債で4750万ドルの利払いを控えているとのことで、かなりまずい状況ではないでしょうか。

恒大集団(エバーグランデ・グループ)はどうなるのか

NRI People 金融ITソリューションのエグゼクティブ・エコノミスト木内 登英さんという方の分析で、面白い記事があったので引用させていただきます。

他方、恒大集団の経営危機は、政府が主導する企業の統制強化の結果で生じた側面が強い。仮に政府が安易に恒大集団を救済すれば、「共同富裕」の理念の下で進めてきている企業の統制強化が誤り、あるいは失敗だったと認めることになってしまうことから、その可能性は低いだろう。

しかし一方で、大きな混乱を政府が黙認する可能性も低い。例えば、恒大集団が保有する土地を一斉に売却すれば、地価が大幅に下落し、土地の保有者の資産が大きく目減りしてしまう。また、土地の売却収入に依存する地方政府の財政にも大きな打撃を与えてしまう。そのため、そうした事態の回避に政府は動くだろう。恒大集団の資産や業務は、他の不動産開発業者に引き継がれるような処理がなされるのではないか。

また、恒大集団に住宅購入費を支払ったうえで、住宅を入手できなくなった個人に対しては、政府は迅速な救済策を講じる可能性が高い。

引用元:NRI

また木内さんは海外の金融機関への影響についてこうおっしゃっています。

ただし、海外の金融機関の恒大への投融資額は限られることから、グローバルな金融面での混乱につながる可能性は低いと見られる。他方、恒大が資金を借り入れている国有銀行は、相当額の債権放棄を強いられるだろう。

引用元:NRI

この辺りのところからも、traders妻的には エバーグランデ・グループ という企業は破綻するかもしれないが、海外のマーケットへの影響は一時的なものでないかと思います。

でも「倒産!!」と出た時点で、マーケットは一瞬でもパニックになるだろうし、大きく下げるとも思います。

この週末は、恒大集団(エバーグランデ・グループ)の破綻に備えます

ということで、traders家では、この週末恒大集団(エバーグランデ・グループ)の破綻に備え、ポジションの見直しを行っています。

具体的には、

・優待株、スイング~中長期で持っていたものを手仕舞ってキャッシュを増やすための銘柄選定

・破綻と共に一瞬下げた時に、買いなおすものの銘柄選定

です。

今日はここまでのキャッチアップと銘柄選定で忙しく、一億トレーダープロジェクトは明日いっぱいくらいまでお休みしますー。

さて。下げたら何を買おうかなー。

コメント

  1. […] 先日、恒大集団(エバーグランデ・グループ)の経営危機について考えて、週末破綻に備えて買う銘柄リストを作りました […]

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