3月の株主優待品のピークがようやく終わりつつあります。
自社製品を優待品としているところも多く、自分では買わない高級ラインをいただけると、とてもうれしいものです。
特に最近はなんでも微妙に値上がりしてるので、余計そう思います。
しかし。
優待の内容が良くても、ちょっとここやばいんじゃないかな・・・。
(財務的にも、優待継続的にも)
という会社をちょいちょい見かけます。
桐谷さんみたいな優待生活もうらやましいですが、中には危ない優待株もちょいちょい(いやかなり?)ありますので、時々ご紹介していけたらと思います。
やばい優待銘柄【日本製紙 (3863)】
この写真は4名義分です。4人分だとさすがにインパクトありますね。
まずは優待の紹介から。
権利確定月
3月
次回権利付最終日
2023/03/29
優待獲得株数
100株
優待内容名
自社グループ製品詰合せ(ティッシュペーパー・トイレットペーパー等)
残念ながら、株価は2019年ごろから右肩下がりで、最安値をほぼ更新中。
製紙業界 売上高ランキング(2020 – 2021年)で2位ですが、同業他社と比べても圧倒的に利益率が悪いです。
実際、財務データを比較してみました。
3位のレンゴーと比べても、売り上げは約1.4倍もあるのに、営業利益は3割ほどしかないという。。。
営業利益率が低いということは本業で稼ぐ力が弱いとも言えます。
元々からこうだったのかというと、昔もそこまで高くはなかった(2%台)ですが、2018年以降さらにに悪化してきているみたいですね。
チャート(株価)にもそれがよく表れています。
原価率が同業他社と比べて高いのも一因でしょう。
さらに配当性向もここ2年は高すぎて、2021/3 で+111.9%、2022/3にいたっては232.1%と相当無理していると思われます。
いずれにしても健全ではないですね。
今から買ってホールドするとなると含み損の覚悟は必要です。
下手したら、優待廃止とかもあり得るかもしれないので、注意が必要な銘柄といえます。
※上記記事は特定の銘柄を推奨しているものではありません。投資は自己責任でお願いします。
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FP2級、簿記2級のなんちゃってFP。
夢はネオニート。実態は週3日派遣の気ままな個人投資家。
10ヶ月宅建&賃管の勉強をしたこともあり、今後は不動産投資に挑戦する気満々です。
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