なかなかブログが続きません。でも毎日のニュースチェックや売買は続けています。
今回は最近のトレードを見直して思う、自分のトレードの問題点とその対処法についてメモしておこうと思います。
私のトレードの問題点(損失回避性と損失回避バイアス)
トレード日誌を見直していてわかったのは、私は「損をしたくない」という気持ちがとても強いです。
これは私だけが思うことではなく、「損失回避性」という立派な心理現象として存在しているようです。
ではその「損をしたくない気持ち」が投資においてどのような問題行動として出てきているのか、具体例をあげていきます。
よく取ってしまう問題行動その1.
損をすることが嫌で、特に「ほどほどの含み益だったものが含み損」になることが我慢できない。
ほどほどの含み益がマイナスになった瞬間に「まだ下がるかも」という損失回避性の高い思考となり、損切ラインが来ていなくても損切をしてしまう。
これは結局、その後本来の損切ラインまで行かず上昇し、本来の利確ラインまで届く=待てなかったがために負けトレードとなることが多いです。
よく取ってしまう問題行動その2.
これも含み益→含み損からの微損撤退のパターンに多いのですが、このトレードをした後は、往々にして正常な判断ができなくなり、よく考えもせずに「取り返すための」ポジションを取ってしまうことが多いです。
結果、勝率を無駄に下げ、小さな損失が積みあがります。それだけでなく、こんなことばかりしていると今に大損しそうです。
これらはいずれも「損失回避バイアス」という無意識に損を避ける行動を取る傾向として説明がつくようです。
他にも
・損を確定したくないため損切できない
・利益を上げていてもいつ下がるかという気持ちが大きく、薄利で利確をしてしまう。
などの行動パターンも「損失回避バイアス」として説明がつくようです。
あるある。と頷いている人も多いのではないでしょうか。私もです笑
損失回避性と損失回避バイアスを克服するためには
一般的に損失回避バイアスを克服するためには、以下のような方法があるといわれています。
1.事前にトレードルールを決めてその通りに行う。
2.リスクを許容範囲内にとどめたトレードをする。
3.プロスペクト理論を理解する。人間は損失に対して過敏に反応し、利益に対して鈍感になるという心理的特徴があることを知る。
4.損切りのメリットを認識する。損切りは資金管理やリスク管理のための必要な行為であり、次のチャンスに備えることができるという利点があることを意識する。
私の場合、1.2.は(多分)できているので、3.4.を意識しようと思います。
さらにこの「損失回避バイアス」が発動される条件が「ほどほどの含み益が含み損になったとき」とはっきりしているので、自分の考え方を変える訓練をしたいと思います。
具体的には、ほどほどの含み益が含み損になった時、私はだいたい「値幅上限が思ったより低かった。あとは下がるだけだから、早く損切しないと」と考えています。
自分のたてたシナリオやエントリーの根拠が信じられないんですよね。
なので含み損がなくなったくらいで揺るがないくらいしっかり分析した上でエントリをして「利確ラインに到達するまでには下がることもある」くらいどっしり構えられるようにしたいです。
でも含み損になった時は、損失回避バイアスがあると理解した上で、チャートも冷静に見直し、自分のシナリオが間違っていたかどうか判断できるスキルも欲しい。
あーーー。先はまだまだ長そうです。
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